今の学校は必要なのか

学校に行きたくないって我が子達は時々言う。
長女はすでに24歳、次女は今年社会人になる。三女は高校2年。3人もいるので、これまで何十回、何百回?そんなイヤイヤがあったことか。
でもその原因は100%友達がらみ。
そりゃそうだよ。毎日毎日同じ人と隣に座って、同じ部屋にいて。家庭ごとに文化も違うのに毎日毎日。誰かに何かされてなくたって、今日は話ししたくない、考え事したい。人間だから健康状態だって影響するし、わけもわからず落ち込んだりもする。でも毎日同じ顔と付き合わなくちゃいけない。
意地悪されてないけど、友達はこちらの都合に関係なく、ニコニコ話しかけてきたり、無闇に絡んで来るわけで、そんなのその子が悪いんじゃない。その子だって今日はなんか意地悪しちゃうこともあるだろうし、話しかけたら振り払ってしまうこともある。理由なんてわかれば苦労しない。
ということで、今朝は「学校行きたくない!クラスの子はしつこくてうっとおしい!」なんて言ってぐずぐずしてたので、車に乗せて話をしながら駅まで行って落としてきた。

「まあ、行ってきなさい。休み時間は音楽でも聞いて構われないなように寝てなさいよw」と。
今日何か良いことがありますように。明日けろりとして学校に行きますように。

こんなことがいつ起こるかもわからない。もっと深刻な時もあった。このまま学校に行かなくなったら…と思うこともあった。

学校って、クラスって、決まった座席って、本当に必要なのだろうか?

日本の不登校児は今や12万人超だって。もう不登校が珍しくもない。市民権を得そうだ。

無事卒業をしているからって、不登校の子ども達とうちの子達はどこも違わないってことを改めて認識する。

学校は必要なのか?なぜ必要なのか?