【iPad研修してきました】こんな研修いかがですか?

昨日の研修会、私の方にはもう何週間も前に日程連絡きてたんですが、何故か現場には今朝連絡が…慌てふためく先生方。

 

事前打ち合わせは少ししましたが、やりたいことや聞きたいことやたくさんあるし、iPad使ってる先生とまだあまり…という先生の差が大きいのが悩みということで、こんな研修をしてみました。

Facebookで書いたら思いの外悪くないようでしたのでこちらにも転記しました。

よろしければお読みください。

いつもながらの殴り書きです。いいまわし等怪しいのは皆さんの頭で良い解釈をw

 

【激長ですみません】読みたい方だけ
今日の研修報告。

本日のiPad研修は、導入からまだ数ヶ月、もう結構やってるよ!っていう先生と、まだあんまりやってない〜どうやるのー?っていう先生ごちゃ混ぜで、しかも、研修の連絡が、委員会から行ってなかったらしくて、急な開催になってしまいました!💦
なのに、20名近い先生がお集まりいたたいたので、せっかくですから、ちょうど考えていた、一斉でもグループワークでもない研修をやってみました。

どんな研修か?って言いますと、この学校はもうすでに何人かは触って授業をしているそう。
研修って、個別の質問は最後にやることが多いですが、初っ端から質問タイム!みんな一人一台iPad を持って聞きたいことを質問してもらいます。
最初はちょっと設定が悪いところなどが出てきたので、まずはすべて記録してこれは報告。なるはやで対応。

次にアプリの使い方。「iMovieで、編集したんだけど撮ったビデオの音が小さいんです。」
「では、先生のファイルを見せてください」と、プロジェクターに繋いでみんなで見てもらいました。
プロジェクトが表示されると、おや?動画が読み込めずびっくりマークが。
「あれ?保存されてたのに?」
いきなりいい展開です。なんとラッキーピンチこそ覚えるチャンス。

「先生、その元の動画はどこにありますか?」「カメラロールにあったけど、もういらないと思って消しちゃいました」
ここで、iMovieはプロジェクトの状態ではまだカメラロールの画像や動画を参照してるため、消してしまうとプロジェクトからも消えてしまうことがみんなで確認できました。「先生、このエラーを出してくださったので、みなさんにいいお話ができました!」
※ちなみに、消してしまった写真は、最近削除した項目にまだ残ってます。復元をするとプロジェクトも復活します。
はじめての方のためにちょっとだけ動画を取り込んでプロジェクトをつくるところをやっておきました。

では、話を戻してビデオの音。たしかに最初のオープニングでかかるBGMはすごい大きな音なのに、ビデオの声は小さい。
見回すと一人の先生が隣の人に音声メニューで調整できると説明していたので、「あ!先生、さすがご存知ですね?よろしければ前に来て今おっしゃっていた操作を私にも見せてください」と前にきていただき、音が大きくならないという素材がある、iPadで音量調整の仕方をご披露いただきました。この先生はかなり実はやっていらして、音やビデオのカットや音量調整の工夫まで、お願いしてなくてもたくさんご披露してくださいました。「おーー」「なるほどー」と声が出て、最後は拍手も出ました。

次は「こっちのiPadで撮ったビデオを私のiPadで編集したいんですけど。」するとあちこちから、「あ!それはAirDrop!」と声が上がったので、「では、やってみましょう」と声をかければすぐにできる先生がその先生に教えてくださいました。

他の何人かも知っているけど、やったことなかったそうで、「未体験の方はいますぐここで実際にやってみてくださいねー」と声掛けしてAirDrop大会になりました。「写真だけでなくページやファイルも飛ばせた!」と改めて自分でやってみて、うなずいておられました。この調子で出てくるアプリの基本操作を私が補足しつつ、色んな先生にやってること、つまずいてることをシェアしてもらいました。

一通り質問が終わり、次はもう授業でバッチリやってるよ!という先生の事例。Keynoteでプレゼンテーションをやりましたという先生にご自分のiPadを持ってきていただき、児童の作品をお披露目していただきました。
「調べ学習でお題をいくつか出し、それぞれが知りたいことを各自で調べて、まとめを発表するんですが、発表からの後でみんなで使えるデジタル辞典を作ろうとやっています。」
そのスライドを見せていただきながら、
「この写真はどうやって貼ったんですか?」と私から質問をして、みんなの前で、こうしてこうしてと操作を見せてもらいながら、他の先生も自分のiPadでやってみる。「お、わかったわかった。Keynote簡単だ!」と声が出ます。

さらに、動画が張り付けてありましたが、この動画が、ただのカメラで撮ったものではなく、「画面録画」。
キターーー!みたいな。早速そこで止めて、「先生、この動画どうやって作りましたか?」と質問して「撮りたい画面に来たら、上からこうやってコントロールセンター出してー…」と画面録画の手順を示して、ほしい動画を撮って貼るまでをやっていただきました。
補足としては、コントロールセンターは右端辺りから真下に引き下げること。
画像はカメラから直に貼れるので、そのやり方、手書きを加えられること、そしてみんなで音声入力もやってみました。
(本当はclipsやるつもりだったのに、何故かアプリが消えてしまったらしく、今回は断念)さすが先生、すごくいい活用されてます。

次にやはりKeynoteですが、2年生の物語を作る授業で、虫や小さい生き物が住んでいそうな場所を探して、お気に入りのシーンを小さな生き物の目線で撮影して、それを背景に自分で手書きのキャラクターを少しアニメーションをつけて物語にする。というものでした。
「画面上で描く手書きのキャラクター、時間かかりませんでしたか?」と聞くと、その学年の先生はみんな、「全然大丈夫でしたよ、5分もあれば準備できました」
「普段なかなか描かない子も積極的に描いてました。」

そこで何よりよかったのは、「デジタルで書くと、やり直しが簡単で、大きくしたり小さくしたりも簡単。コピーして増やせるし反転もできるし、とても早く完成できていました。」とご説明があったこと。
これ!まさにコンピュータだからできることですよね!私なんか紙に書いてても左手がCtrl+Zの動きをしてしまいますからね。

また、「毎年やってると、物語はなかなか作れなかったり、セリフ入れて!ってしつこく言わないとセリフが入らない子が多かったのに、今年は写真を撮って、そこにキャラクターを描ける、置ける、動かせるというのが、とても子供達によかったようで、自然とみんな言わなくてもセリフがどんどん書けて、驚きました」とのことでした。次はアテレコもしようと思っているそうです。

最後はビスケットでゲーム作りをたくさんしている先生の発表で、子供たちが作ったゲームと、どうやってつくるのか?シューティングとドライブゲームを紹介してくださり、充実した研修になりました。

自然に同じ学年の先生同士で、「これってうちのクラスでもやるにはどうしたらいいの?」とか授業で自分もやってみたい!とう意欲が感じられてますます楽しみです。

おまけですが明後日授業参観ではじめてビスケットやる先生から色々ご質問があって、心配そうだったので、明後日も同じ自治体の別の学校に車でいくので、ちょっとここに再度寄り道して、準備と先生の練習におつきあいする約束をしてきました。

「うわー!やったあー!それなら安心してやれます!」と言って喜んでいただけました。他の先生方も、「えーいいなー」と集まって何やるの?と情報交換ができました。こんな風にみんなで、自然に事例やアイデア、それだけでなく、「なぜ、この実践がよかったか」「どの単元の授業で、目当ては何で、それを、このICT活用のどこで達成しようとしているか?」なども織り込んでお話をしてもらいました。やっぱり先生には絶対敵わない。面白いしかも納得のアイデアが満載でした。
この情報を他の学校さんに事例としてご紹介してもいいですか?とお聞きして、許可をいただいたので、授業案と作品サンプルを作ってみようと思います。

 

写真撮影禁止とか動画撮らないでとかいいますが、私もあまり動画は撮られるの恥ずかしくて苦手。ですが、文章も悪くないみたいです。

また書きます。