ホスピタリティとICT支援【その2】

今日は機器の話やソフトの話が終わった後、何か言っておくことはありますか?と上司に聞かれたので、新しい支援員さんたち(含む経験者)に少しだけお話をさせてもらいました。
「すでに支援員研修でも聴いていると思いますが、最後に再確認しておいて欲しいことをお話しします。学校に訪問するということは、たくさんの子供達にも接します。この季節は特にですが当然普段よりも風邪やインフルエンザにかかる確率があがります。もしも朝『ちょっと熱がある』などあきらかな症状がある場合、無理して勤務することは、絶対にしないでください。
これからの季節、小中学校も受験のお子さんは本番間近で、頑張っています。万が一にも、私たちが媒介者になるようなことがないように、まずは健康であること、寒いですが手洗いはこまめに。うがいや歯磨きをきちんとして、体を清潔にすることで風邪やインフルエンザはかかりにくくなります。また、インフルエンザ以外にも、学校には指定された伝染病があります。この機会に自分たちできちんと調べてみてください。その病気の兆候なども理解しておくことで安全に勤務をすることができます。学校のさまざまなことに興味を持ってください。
休む場合はなるべく早く、まず学校に連絡をすること。電車の事故や天候による遅延などの場合も同様ですが、必ずいつ頃到着できそうかの目安なども分かる限り伝えてください。電話ができない場合はメールでもメッセージでも良いので私たちに連絡をください。代わりに連絡をします。
また、学校の周りでの行動にも注意をしてください。運転も道路を歩くのも電車内などでも交通ルールを守って、安全に配慮してください。
皆さんは、今私たちの会社に属し、この自治体の学校で働く人としてみられています。ほかの仲間たちや、サービスの人たち、営業さんたちも、私たちと同じ学校に携わる仲間です。その人たちと同じ企業の名札をつけて働く人として、看板を背負って歩いていることを意識してください。みなさんへの信頼が、ほかの周りの仲間たちの信頼にもつながります。学校の先生や子供達のみならず、地域の方々からも信頼されるメンバーであってほしいと思っています。それではこれからどうぞよろしくお願いします。」
この話を時々機会があるとします。支援員の仕事は不安定だし、時給も安かったり、大変だったりしますが、どんな仕事でも誇りをもってモチベーション高く臨んでほしいと願っているので、ちょっとでもそれを感じてもらえたら嬉しいと思います。
そして、同じ仲間として経験やスキルにかかわらず、全ての学校を支える仲間に敬意を払いたいと思っています。

ホスピタリティは、お辞儀をしたり形だけの通り一遍のマナーや、特別なサービス、万難を排して勤め上げるということでなく、相手のことを思って優先順位を冷静に考え、行動することではないでしょうか。

つづく

参考資料:「学校において予防すべき感染症の解説」

http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/__icsFiles/afieldfile/2013/05/15/1334054_01.pdf