【仲間を募集】GIGAの騒ぎを現場から眺めるICT支援員のホンネを吐き出す

GIGAで賑わう文教業界、ニュースにもなってさすがにICTをスルーしていた先生方もこれから来る混乱と大変革の波を感じておられるようです。

ところで、私のようなまあ現場でジタバタ日々を過ごす支援員さんをサポートしたり、教員研修を担う立場で言わせてもらうと、「GIGAって子供達のためなんでしょう?」と首を傾げることが増えてきました。
すこーし上を見上げて眺めていると、Microsoft Google Apple、それぞれに味方する大人の戦争みたいだなぁと感じております。

まあこれはプログラミング教育以前からあったことですが、特に今回は動くお金が大きいので当然ではあります。

また、それを先導?後押し?あいのり?する方々は、「自分こそが正しい」「ほら自分が言った通りだったろう」「自分こそが影の立役者」という名誉のためなのか、「間違ってたというわけには絶対にいかない」というプライドのためなのか、そういう心根が見え隠れするような動向も多く見られ、「影の立役者」なのにせっせと表にアピールしてる人がまあ多い。

本当に未来の子供達を思って動いている人は一体どのくらいいるのか、いや、いるのかな?と疑ってしまうのです。入れてしまえば名誉は保証され、あーやれやれでしょうけど、GIGAの本番はそのあとですよね。


私(研修コーディネーター兼支援員さんのマネージャー)を含む支援員さんは、各自治体やそこにアドバイスしに行く外部の方々の思惑によって、ごっちゃごちゃになってそれが降りかかってくるので、現場の配備を待つ先生や子供達に一番近いといえます。しかもやっすい賃金で、たった一人で、何もまともな権限が与えられないし、何の責任もないのに、「何とか使ってもらわなきゃ…」というなぞの重圧と、「こんなの使えない」「かえって仕事が増えた」という先生形からの冷たい視線や、「使いたいのに…なんとかして!」「壊れた」「繋がらない」「プログラミング〜…」などという下からの突き上げとに挟まれて、おそらくスタートから1.2年は地獄しかないなと思ってます。

現場に入ってこの地獄にさらされる支援員さんたちほど、純粋にこのことを考えている人たちはいないかもしれません。だからこそ、支援員さんは今こそ一つにならなくてはいけないと思っています。企業の手先でもなく、個人プレーで一人勝ちのチャンスを伺うのでもなく。「GIGAスクール」が災難になるか恩恵になるか。恩恵になるべきだと思うからこそ、ICT支援員にこれをしてください!という明確な業務を国がもっときちんと考えてほしいのです。

※仕事を機械のように一律にしようとか言ってるのではありません。ここ、いつも勘違いされるので、断っておきますが、「現場に寄り添う」という言葉を安易に使わないでほしい。そういう属人的なイメージ戦略は、学校ごとのステレオタイプに合わせるということと勘違いされて、冗長化していくのです。それが今のICT支援員さんの実情です。

 

養護教諭と我々はすこし似ています。やってはいけない、できない業務と隣り合わせだけれど、ちゃんとエスカレーションできるところがあり、しかし、判断力とコミニュケーション能力が問われ、スキルアップとアウトプット、それによって学校が正常に(清浄に)保たれています。

我々の仕事は、これまで数が大して配備されない、なんちゃってICTだった自治体は隙間産業でよかった。むしろやることがなくて雑談に時間を潰してる人もいたかもしれません。

私も学校に行ってもパソコンルームでぽつんと一日中を過ごしたことは何回もあります。

しかし、一方で一人一台を既にやっている私立や特別な学校は、支援員さんはほぼ校内SEであり、本来担うべきでないセキュリティの高い個人情報を当たり前のように任される(扱うではないです)ところに配備されてしまいます。

これも経験があります。これやって良いのかな…と迷いながら学びながら携わり、その時の仲間は結局名前を変えてかなりコアな個人情報を扱う場所に置かれていますが、すごい低賃金です。

 

さらに私立の場合業者の窓口にまでなってるケースがあり、その場合よほどバランスが取れる人でないと困ったことが起きます。そして私立の場合、管理の操作に慣れたその支援員さんを引き抜きにかかるということが頻発しています。もちろん最初よりは多少良い条件で雇われる方もいます。それはそれで本人は良いのかもしれません。私も幸せになってほしいから、個人のことを思えば引き抜かれていくのは悪くはない。けれど、その業務内容に問題があるのです。

セキュリティやネットワークの資格を持ち、多くの経験やスキルを待つ専門的なSEさんが本来いただく金額と支援員の給与は、大きくかけ離れています。そうなると、本来のスキルや考え方、立ち位置を理解して立ち回れる高スキルの方々が、高いからといって値切られたりすればどうでしょう。安い人材に無理を押しつけていき、1人でできるものを安く3人雇っても、かえって仕事の質は下がらないでしょうか?
雇用って、そのスキルが足りない人にも与えるべきという、雇用されたい人に合わせて、仕事の質を下げていくので良いんでしょうか?

AIに仕事を奪われるってあれほど言われているのに、奪われない仕事に、何も与えず無理やりスキルがない人をあてて、何の意味があるのでしょうか。

インシデントって、機械による、ソフトによるもの以外に一番大きいのは人によるものだと思っています。
ちゃんと育てる時間と資金を与えてもらって、高い品質の人材を雇用するべきところに雇用する。配置する。

必要だから、重要だから、自覚を持って守ってほしいことがあるから、それに見合う人をそれに見合う賃金で雇うことが本当は必要なのではないですか?


激安で雇われ、どんどん辞めていく支援員さんと、こうした校内情シス直接雇用の支援員さんとではまったく異なる業務になってしまうため、「ICT支援員」という仕事は各先生の勝手なイメージでその理想像が作られてしまっています。
かく言う私も、何が本当のICT支援員さんの業務なのか分からなくなる時がありますが、それは、我々が本来やらない、「ハードの修理」「仕様変更に伴う大きな改修」「セキュリティに関わる環境設定」「大規模ネットワークの構築」「セキュリティの高い校務システムの構築」などを任せる専門職を各自治体が最低でも一人は配備していることは常識ではないのでしょうか。そして、現地で動けるだけの力と人がいる保守体制にお金をかけるべきではないでしょうか。役所の情シスの方がやるのかもしれません。しかし、役所の動きと、学校には違いがあります。教育を理解していて、スキル的にも信頼できる、そういう方を行政内部に高待遇で置けたら…。

 

そしてもう一つ、修理などに関しても、今はとにかく新しいものがどんどん出ていて、新しい小さな会社が続々と生まれていますが、売る方は自分たちの考え方で物を作ります。

保守を任されるひとたちはそんな各社独自のロジックまではわかりません。プログラムが本当に人によるので、仕組みがわかりづらい。単発で動かしたらうまくいくのかもしれませんが、学校は多くのそう言った、言い方悪いですが「その会社本位のシステム」がわんさか溢れています。互換性なんて無視されていたり、自分の所のソフトが最上位にあって初めて動くようなものもあります。それなら、各社ヘルプデスクをしっかり準備してほしいのです。「Webを見てね」で終わりのサポートなんて悪いけど探すなだけで気絶しそうです。検索かけても出てこないし。

アップデートでどんどん変わっていくOS。

そのために、ソフトウェアもアップデートしないと動かなくなる。ネットワークが不安定になったり、インフラの機器に問題が起きていると、さまざまな障害が発生します。困った時に、使えなくなって不満そうなお顔を直接見るのは誰だと思いますか?私たち支援員です。

電話で文句を言われるよりはるかにきつい。

陰で言われる各社への悪口も、生で聞きます。悪いけどそんなのをエスカレーションする契約はしていませんが、業者のイベントや研修にはそこの信者しか来ません。現場の苦しみを直接共有するのがわれわれなのです。

 

「なんの責任もない」とどこ吹く風でいられるでしょうか。何もできないと「使えない」と陰口を叩かれ、何が必死で対応すれば喜ばれはしますが、原因究明は本当に至難の技です。

かなり裏技必要になったり掟破りも出てくるでしょう。

何もできない苦しみ。それをエスカレーションできるちゃんとした体制と、チームワークなくして、この仕事はなり手がいなくなっていくでしょう。今頃になって「支援員さん50人必要でーす!一人⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎円だよね?」なんて言われて、365日働きづくめの単純計算されて契約されてごらんなさい。いるか!そんな人!生きてるんです。病気もします。家庭もあります。

 

本当に人が足りません。そして、片手間にはできない仕事になります。賃金の保証と、福利厚生と、明確に、何をできるべきか、そのために必要な研修や現場でのトレーニングの時間をください!!

やるべきことは大体把握もしています。伝えたいことが山ほどある。でも時間がない。私と一緒にやろう!と並んで歩いてくださるビジネスパートナーがほとんどいません!助けて欲しいのがホンネです。

 

私の迷いはもっと他にもたくさんあって、ここには書けないまだまだある深い部分、政治的な部分の事情も話し合える仲間になってくださる方を、まじめに集めたいです。

 

ICT支援員さん育成とチームマネジメント専門の会社を起こしたい!今すぐに!

2020年はそのスタートにするつもりです。

もしも、手を貸していただける方がいらっしゃれば、下記にご連絡ください。

 

info@pa-rana.com

 

 

一人一台ICT活用スタートアップはここから!【その1】

そろそろ年度末も近づいてきました。

これまで、「ICT支援員試験対策講座」「ICT支援員の心得講座」「プログラミングお茶会」(LEGOEV3、MESHはじめ、scratch、viscuitなどなど)など、さまざまなことを提供して参りましたが、次年度からは地方にも行けるようになるかもしれません。

新しいことを次年度から独自にスタートしようと思います。
それは、「スタートアップサポート」です。

つまり、一人一台が来た、新しいものが来た時に気持ちよくスタートするための「導入研修」や「校内でやるべき準備」をアドバイスします。それも、現物が入ってきてからどうするか?です。

もちろん私一人で全部の研修はできません。なので、どう各校に研修をしていくとうまくいくのか?をその自治体、その学校に合わせてデザインします。

 

GIGAでリアルにその恩恵を感じて盛り上がってるのは、導入する側と、これまでたくさん欲しかった現場の方たち。
入ってきたらあれしようこれしよう…あれが大変だと想像しているかもしれません。

そういう方が現場に近いところにおられるなら安心でしょう。

しかし、実際は毎回の更新時に、いつも「また新しいのが来た…」と他人事のようだった人たちに、どうやって「やってみようかな?」と手にとっていただけるか、そしてそういう方々が、こどもたちに「さあ楽しもう!」も積極的に手渡せるために不安を取り除くのは、ここからが本番になると思っています。

 

これまで更新時に導入研修ってやっていましたか?たった1度の研修で何かできるわけもないと思っている方も多いかもしれませんね。

何もしないでものだけを配備したところもあるのでは?または代表者だけが話を聞いてきて終わりではありませんか?


何もしないで、入ってくるがままに、この一人一台を各学校の情報担当の先生に今まで通り押しつけておけば「まあ何とかなるんじゃない?使うのは子供なんだし。」とか、もっと良くないのは「どうせまた使わないよ、こどもが壊さないように持ち出しはなるべくやめよう」と縛るだけで、あとは校内の先生に任せっきりになりそうな、そんな心配な学校は、もうさすがにないでしょうか?

 

新しい機器がやってきた時、導入研修がどんなものかによって、スタートラインに大きな差がつきます。
ただ各メーカーの人が来て、機能紹介や体験だけやっていませんか?もちろんメーカーの方々のご協力はとても重要ですが、今更商品デモではもう間に合いません。すでに購入して配備されているのですから。研修は今ある様々な環境をトータルで見て、その現場ごとの設備に合わせて、何が可能でどんなふうに使うと意味があるのかを学ぶことではないでしょうか?
全国に同じものが入るならともかく、OSすらバラバラになりそうです。そして、そこにある周辺設備を加味して一人一台を活用するところまで考えて研修ができるでしょうか?

 

ICT支援員さんがいて、全部デザインしてくれるなら、ありがたいと思うのですが、もしも、支援員さんがいたとしても、そこまでは考えていないかもしれません。そんな時は、支援員さんたちに各校で何を伝えてもらうかが大事です。支援員さんたちにどういう目的をもって機器を使っていくのかを伝えてありますか?

これまでも自分はそう言うことを意識して導入研修をデザインしてきましたが、次年度は、この「導入研修設計」をアドバイスしていくことにチャレンジしていきます!

詳しい内容はまた順次公開していきます。

ICT支援員さんは存続するのか

NHK「逆転人生」みながら仕事中…
これだよ。ほんとリアル。なんとかしないと。支援員さんもどんどんいなくなってしまう。すでに人は全く足り無い。女性が多い職業って、本当にこれだ。残業は無駄にやれば家庭に皺寄せが来る。子供を世話しながら働くのは、時々仕事に心が縛られる。いや、仕事は面白いからこそ、心が奪われる時があるのだと思う。


10数年前初めて自治体のリーダーをやった時は、個々の支援員さんの都合を聞いて、担当校を決めたり、一人一人の通勤経路を調べて、交通費の負担を加味しながら担当校を決めたりしていた。自分一人で小規模ならそれはできたけど、だんだん規模が大きくなり、最近はすっかり人が揃わなくて、何とか集めてもらった後に、そこまで会社に配慮して欲しいと頼みきれなくて、ごめんなさいと思うけど、逆にみんなに支えられている。
うまく都合を聞いてあげられていない。
学校は必ずしも便利なところにない。こんなに不便なのに車はNG、交通費に制限があるとか、なんだそりゃと思う。


そして、チーム制についても今はみんながスキルが高いおかげで、普段の質問は、支援員さんたち同士が支え合ってくれているチームもあるけど、それはコントロールが自分の手元にあるところだ。自由なコミニュケーションを許しているところだ。
1番の問題は会社も学校と同じ。制限が多いのだ。以前サロンで喋った時も「それは公式ですか?」「ビジネス用ですか?」と言う質問が来たが、ツールはなるべくビジネス向けを選んだとしても会社はNGというのだ。そのことでは何度も提案しては却下されている。なのに公式ツールは20年前から同じもの。不便なもの以外なにもない。
力を持たないから縛られる。わかっている。自分で会社でも起こせば良いのだろう。
働く時に手足を縛られた中で自主性は出しにくい。
そう思うからなるべく綻びがないようにと提案をしても、「何かあったらどうする」は会社にも多い。つくづく自分の力のなさが残念だ。


テレビを観ていて、自分が子供を幼稚園の延長保育を使って働いていた時や、フルタイムになってからどうやって独りでここまで来たかをあらためて振り返った。今の段階ではICT支援員さんは職業として成り立た無い。一部はこれで食べられている人もいるけど、そういう人はもう支援員じゃないのだ。情シス兼、支援員兼、研修講師兼、修理屋、さらに渉外までやってたりしてる。つまりそこまでやってはじめて食べられる仕事になるのだ。
いや、ここまでやってても食べられてない人もいる。何でこんなに扱いがお粗末なのか。


こんなに悩んでも、漠然と思うのは、ある日突然、どこかの会社や団体の力で制度ががらっと変わったりして、全く違う形になった新しい仕事が作られ、我々のやってきたことなど、苦しんできたことなど、なかったように消し飛ぶ日がくるんじゃないかなということ。それに、世代交代は確実に来てると思う。後5年たったら、GIGAスクールが粛々と進んで、イノベーションとか起こらなくても、「支援員って何を悩んでたんだろうねぇ」と言われるのかもしれない。

 

実はこのテレビ番組の少し前に「アイアンロード」という鉄によるイノベーションについてやっていたのだけど、ICTが農業における鉄のようなすごいものになればいいのに、と感じた。

そのためにはやっぱり時短と品質向上がポイントなんだろうな。改めてちょっぴり何かがわかった気がした。

 

とはいえ、自分にはそろそろ先はないんじゃないかなという不安と闘っていかないといけないわけで。まずはGIGAスクールが始まって、どれだけ自分にニーズがあるか、それを作れるかなのかな。そんなことを思いつつ、明日もまた働くのだけど。

 

UIを知ってタブレット研修をしてみる

先日使い慣れない人にどうやってタブレットに慣れてもらうか?という部分でご質問をいただきました。

一つは一人で悩まないで周りの人と会話することがいいきっかけになります。

でも、研修の場合、よくあるのが、詳しそうな人にくっついて受講しようとする人。

グループワークでも、講師側がわざわざ各グループにできる人を配置してしまうことがありますが、これはうまくいかないことが多いです。

学び合いなどという手法で何かをやらせるなら、スキルが近い人同士にしないと、わかっている人が一人で全部教えてしまったり、わからない人はその人に任せてしまって、わかった気になってしまうことがあるからです。

グループ分けをするならそこは注意したほうがいいでしょう。

 

ここでは、タブレットを教える側として、ちょっと知ってるといいかな?と思う豆知識を書きました。

 

タブレットを使い慣れない人が早く使えるようになるには、少しの補助は必要です。
すでによく使っている人とそうでない人の間にはかなり差ができてしまっています。

すぐに同じ状態になってもらうのは簡単ではありませんが、例えばタブレットを使う人の中では割と常識的に、よく使われるアイコンのイメージをちょっと楽しく教えてあげるのはきっかけになるかもしれません。
文化の違いを埋めるにはできる側がなぜできるようになったのかを知る手掛かりが必要です。
まずはそういうめじるしを探せるようになってもらうために、感覚ではなく明確な知識を少し教えて練習をしてみるのもいいでしょう。
観察力が必要だとは言いましたが、これは何をするアイコンなのか?をすでに知っているから選べるということを知っている側の人は理解して教えないと伝わりません。
むやみやたらに画面をタップしてみろと言うのも効率が悪いですからね。

アイコンのみならず最近はリスト型になっていれば左右にスワイプすると見えなかったメニューが出てくる場合もあります。
メッセージやメール系によくありますね。

例えば「設定」に関するアイコンは、特に機能設定の場合、歯車⚙やスパナ🔧のアイコンが多いですね。

「検索」は多くが虫眼鏡🔍アイコンです。これはわかりやすいのですが、実際様子を見ていると検索を使いこなせている人が少ないなと感じます。あきからに大人と違うのは、スマホを使いこなす子供達はこれを使うのが割と上手です。

「共有」このアイコンが一番落ち着かない気がします。しかも共有は、特定の人に渡すのも共有。広く複数に見えるところに置くのも共有。渡すわけじゃないのに書き出しに当たるコマンドも共有の中にあったりします。外に出すイメージ、誰かと分けるイメージは人によって少し違うのでいくつかパターンを知っているといいかもしれません。

感覚的に身についてしまったことを、感覚で教えようとしてもなかなか伝わらないので、教える側として、なるべく自分の基準ではなく、どういう背景でそのアイコンがあるのか、そのアイコンの名前や、UIにどんな操作があるのかなども、ちょっと知っておくといいと思っています。説明がしやすくなりますよ。

 

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https://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/name-of-menu-icons.html

 

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それにしても、ハンバーガーはまだしも、ケバブとかドネルケバブは年配の方にはわかりづらいんじゃないかなぁなんて思いますね。ケバブはおだんごのほうがわかるかも…とか。常に研修では悩みます。
ドネルケバブは…なんだろう。いかだ串?
以下はご参考に…

 

モバイルアプリにおけるナビゲーションUIのデザインパターン
https://uxmilk.jp/54297

累計22種!UIが優れたiPhoneアプリの部分デザイン(ナビゲーション/メニュー編)
https://www.find-job.net/startup/iphone-app-ui-navigation

 

ICT導入研修ラビリンス

ICT研修は今や自分にとって先の見えない迷宮…ラスボスが多分どこかにいると信じ歩く、長い長い果てしないダンジョン、いやラビリンスだな。

 

今年もまだまだ導入は続いていく。正月休みが明けたらすぐに現地チェックとテキスト作成が始まる。夏から続いたストレスは、私だけでなく、いや…一番辛いのは設置設定に走り回るSEさんたちだと思うが。マスター作りの前から設定検証とかいろんなことを事務所でやって夜中まで何日も働き続けてくたくただ。設置が始まってからもずっと苦しそうで。導入っていうのは、みんなすごく苦しい。出来上がっても現場からは納得してもらえず怒られる。かなり良くできていても、だ。そして最初に矢面に立つのは我々研修講師だったりする。

 

自分がやる導入研修は、準備がとてもハードだ。徹夜で作るテキストなどの作業量より、頭の中が忙しいので、周りにはあまりわかってもらえない気がするし、こんなにしても意味がないかも知れなくて、正直どこか間違っているのではとも思う。今年は一気に全て辞めてみるのもありかもとすら。毎年辛い。もう辞めたい。でもやってる。研修なんかいらないって人がいるが、本気で自由に使えるようにするなら、一番大事なのは「自分の責任」をみんなが認識することからだろう。それこそ理想。それこそ今一番日本人がだめなところなのに。

 

ここまで自分の知っているソフトの一般的に使い方を教える研修ではなく、その自治体に入ったその自治体なりの構成を理解して、手順ではなく、仕組みを伝えなくてはいけないと思ってやってきた。当然自治体も大規模だと自分一人で回れる数ではないから、ほかの講師の人にも仕組みを理解してもらわないといけない。シナリオ読めばいいよっていう研修にするとしてもそのシナリオがやっかいだ。やっぱり何か間違ってるのだと思ったりして迷走中だ。


はっきり言えば、導入する側(委員会や経営陣)は、コンサルなども入れてすごく考えていたとしても、全てが思った通りに行かないのは日常茶飯事で、それは自治体でいうならセキュリティポリシーのせいだったり、予算の限界だったり、ここ数年で一気に進化したテクノロジーに、学校も導入側もついてこれていないこともある。本音をいえば、もっとシンプルでいいんじゃないの?と思う。

 

現場で設定する人が新しく出てくる全ての機器とソフト、周辺のアクセサリー、アップデートする全てのOSの現在の状態を知ってるわけでもない。数も山ほど入るので、作業する人は慣れた人ではなく、最終的にアルバイトを大量に雇ってやる。そこでの指示が行き届かなかったり、作業したあとを見るとわかるのだが、多分わからなかったから聞くこともしないで、適当にやったな…という部分が出てきたりして、(…このあたりが最近の人は多くが自分で適当に判断する。年齢に限らず。わからなかったら聞いて欲しいし、指示する側も聞ける雰囲気を作ってほしい。チェックリストを作るのすら間に合わないこともある。作ったとしても見てくれてないこともある。自分でやってるのに、おかしい所をおかしいな?とか感じることもなく、「書いてあったからやった」だ。)

研修はいつもそれに足を引っ張られながらなんとか揃えたものを料理して、こう使う!を見せなくてはいけない、なるべくこれを使う必要性や価値をアピールしながらと思っていたのは、その後ろめたさがあるからかも知れない。

「大丈夫、使えますよ〜…面倒くさい?大丈夫ですよ〜こんな工夫をすれば…」これを必死でやるのがこれまでの支援員の仕事で、使えないものを使わせる、辻褄を合わせるみたいなことをやるから、ものすごく本人はできるようにはなるが、現場は一部の先生以外いつまでも使わない。やる学校はもとからやりたいから頑張る。でもそうでないところはオススメするのも辛い。付き合ってくれる先生に無駄なICT活用させてるんじゃ?という事すらある。

授業支援システムっているのか?個別最適化をいうなら、いらないんじゃないのか?

 

相変わらず自分は道に迷ってる。それでも、それでも、導入されたものはなるべく全て認識してもらいたい。ここにあるよってわかってほしい。決められた使い方などに縛られなくてもいい。タブレットに限らずプロジェクター、実物投影機、そして、物理的なものの紹介だけなら取説見ればいいと思うだろうけれど、いまだにこう言うものが入っても、研修に参加もしない人もいれば、参加しても興味を持たず、数週間後にはみたことすら忘れる人がたくさんいるのだ。取説も最近はネットにあって、そこを検索することすらできない人が多い。だから余計に見ない。だから座学だけではダメだと思った。

 

研修はみんな嫌がる。忙しいから。

研修日は指定されて来たはずなのに、のっけから怒られたり、嫌味を言われたりもした。昔は夏だとエアコンがあるのがPCルームだけだったから、涼みに来てさらに研修前から寝るという先生もたくさんいた。疲れているんだなといつも感じた。つまらない研修だから寝るなら私のせいだが、研修前から寝てるのだから。

 

かつてもうすぐリースアップになる数ヶ月前に、校内研修を依頼されて、電子黒板を見せたときに、「えっ!これテレビじゃなかったんだ!」「こんな良いものあるなら早く言ってよ!」とか言われて、正直がっかりしたし、もうそういうのは聞き飽きた。これ、導入した4年前に見せたよ…私あなたの顔覚えてますけど…なのに、あれが足りないからこれがないからできないとか、もうほんとそれって何なのか?!なら自分で買えばいいじゃん!💢とか乱暴なことを思ってしまう。でも本当に自分で買ってやってる人は孤独で、ほかの先生は真似しない。だってその人仕様だもの。安くはないもの。学校にあるのに、デジカメすらこの機種はダメだとか。このソフトは違うとか。結構な頻度で怒られてきた。そういう人が情報担当だと、ほぼその学校はその関所を通ることができないので、終わってしまう。

 

でも、逆に誰か一人の情報担当だけが頑張ってても誰もやらない。片付けすらしない。

いや、取り出しもしないし、2度と触らない。

一人で押し付けられた先生は本当に気の毒としか言いようがない。若い男性の先生が良くそれをやらされていた。「若い」「男性」=デジタル得意…なわけない。かわいそうだ。

 

だから自分がこの仕事を初めた頃は、機器の紹介と市販の取説がドバーッと山ほど印刷されただけのテキストが用意されるだけだった導入研修を、事前に現場に入って写真を撮ったり、実際に設置して見せて、座学ではなく、座らせないで全員で普通教室に運んでもらい、触ってもらって…とワークショップ的なものをやったり、CAN DOリストを作って、自分たちでチャレンジしてもらうスタンプラリーをやってみたこともある。そんなことを何年も必死でやるようになった。ここ数年は、導入されたこの機器をどこに置いておくのか?どうやって管理するのかまで話が及ぶことも多くなった。つまり、パソコンルームにほったらかしにしないで、保管庫あるなら、その置き場はどこにするのか、どう管理するのか、自分たちで考えてくださいという話をしている。さらにそれが中々できないので、支援員さんに頼んだのが管理簿作成とシール貼り、そして「はじめてのタブレット」の授業だ。知らないものは、やれと言われても思いつかない。でも一つ気づけば次が出る人は一人くらいいるはず。よく考えてみるとどんどん根っこの方に突き進んでいる。

「機能の全紹介」→「体験と紹介」→「ワークショップ」→「模擬授業と事例紹介」→「現場への設置体験とチーム分けした検討会」→「各校でどこに設置するかその場で決めてもらい、設置」→「先生だけでなくこどもたちへも使い方と大切にするためのレクチャー」→「裏付けのあるシールなどの貼り付けや管理方法の実施」こんなふうに自分の研修は姿を変えてきた。機能だけ教えて終わりでいいと思っていた、なるべく沢山の機能を伝えようとしていたお腹いっぱいの研修から、使う人が欲しいと思うところを抜粋した研修、実際に使うシーンを想定した現場に近い研修、そして、使う人たちの意見をもっと聞けるワークショップや、模擬授業を見せていただく機会を設けたり、自然に使う環境作りの工夫へと変わってきた。

これ、実は支援員さんがいれば全部できる。いやできる人が支援員さんになってほしい!支援員さんはものすごくできる人を集めて、教育もすごくして、そして直接雇用ではなく、やはり会社から出向してもらいたい!!

http://cony5064.hatenablog.com/entry/2019/11/22/111919

ICTにとって、「設置場所」「管理体制」はすごく重要だ。ただ、今回の一人一台はこれがちょっとハードルになりそうでとても危惧しているんだけど…。せめて使い方や置き場所は試行錯誤させてあげてほしい…。想定外の使い方でもいいじゃないか。

 

一方でICT研修は機器だけでなく、作ったデータがどこに保存されるのか、どこから閲覧できるのか全部理解してもらいたい。一番知って欲しいのはデータの流れと、アカウントによる権限の違いが何を意味しているのかなのだけど、これがもっとも理解されづらい。ここが一番、これからの子どもにわかって欲しいことなので、先生がこれを無視しないで欲しい。

でも無視されてきた。許しがたいくらい緩い。

多くのトラブルはそんな天才ハッカーにやられたんじゃなく、雑な管理で隙をつかれただけのものが多い。

アカウント、これをやらずに来たからどんどん遅れて、突然来た「クラウド」に右往左往するのだ。オンプレミスでもやっていたなら、クラウドなんか別に怖くない。ネットワークをセキュリティを情報モラルを感情だけでやってきて仕組みを無視してきたことのツケが今きてるのだ。

 

学校で導入研修をやると、タブレットになってからは、クレードルやキーボードから取り外して手に持ってもらったり、ペンで描いてもらったり、入力をソフトキーボードからしてもらったり、そうして検索をしてもらったりする。

最初に部屋に入ってくると
「わあーちっちゃくなったんだ」
それまで、15インチ以上のノートやデスクトップだったのがタブレットに置き換わったところが多いから。
多くが小さい画面にとまどう。
私自身そう思う。小さい。子供は多くがこのサイズにそんなに疑問を感じないようにも見えるが、大人と子供という大きな分類では決められない使い勝手はあって、そう思うとやはり端末はパーソナルであったほうが良いのだろうなと度々思う。

ちなみに、全てがあの10インチ程度の文教モデルか?というとそうではない。あまり小さくせず、12インチ以上のタブレットにしたところは、スペックも高い分起動も動作も良い。私的にはこっちの方が先生の不満は少ないと感じる。
ただ、小学校の場合、大きいため落とさないようなカバーをつけているせいで余計に重くなる。でも、実はこれでも、こどもは慣れていく。なんかもうデバイスはなんでもいいから自分で買ってきたほうがいい気がしている。

 

ただ、入れてから必ずと言っていいくらい言われるのは、「特別支援級はiPadにしてほしかった」ということ。これは無視できないと思っている。

iPadは、支援の必要な子に必要なアプリが多いことが理由だが、そのために必要なアプリを必死で探したりする前に、もとからある補助機能が非常にすぐれているので、特別支援級や支援学校にiPadが入った際は、この辺りの機能をとことん使ってほしいと思う。そういう意味で、一人一台を選ぶなら、「どのくらい紙の代わりになるか」ではなく、「どのくらい学ぶ人の助けになるか」なのかもしれない。徐々にiPadの研修が増えている。この助けになる機能は健常であっても関係なく使えていいと思う。

 

次に必要な研修はペーパーレスでも、特殊なアプリで見た目かっこよく何かをすることでもなく、というか、紙をタブレットにしなきゃならないのか?これが今一番言いたい。紙は紙。何かが違う。話がそれるからこれはまた。

やるべきは助けが必要な時にどんなものが助けになるかをアドバイス出来ることかもしれない。

見た目にごまかされない、明確な思考の補助になる、好奇心を満たす邪魔をしない、そういう使い方を伝える、気付いてもらうのが必要かもしれない。

 

そして、もっと先の話をするなら、機能は我々の希望を無視してアップデートされてしまうこともある。そうならないものを作れる力はもっと養っていく必要がある。

つまり、誰でも使いやすい高機能な洋服を着潰すのではなく、ずっと着られる洋服を作って自分で修理できる。これがエンジニアだけではなく、これからのデジタルネイティブができてほしいスキルなんじゃないだろうか。

アプリくらい自分で作ればいいじゃない。それは先生でなく、子供が作ればいいと思う。壁紙やアイコンだって誰かが描いてみんなで楽しんでもいいし、個別に学習するなら、自分の好きなBGMを聴きながらやったり。そんな音楽を自分で作ったり、みんなが、作れなくても作れる子がみんなのために作ってもいいだろう。プログラミングがクリエイティブがもっと自由にこどものものになるような、そんな一人一台がいつか実現されますよう。

 

先生は、何ができるべきなのか。学校はどんな場所であるべきなのか。研修をする自分はそこに何をするべきなのか。本当にゼロから考え直す時が来ている気がしている。

 

 

 

本当にクラウド活用と一人一台はできるか

天気も良い新年。

ゴロゴロしながら、3日なのでそろそろウォーミングアップと思い、一人一台の実運用について考えていた。もしも一人一台がiPadになったら、iOSの「ショートカット」作成をやってみるのも面白いだろうな〜なんて思ったことからあれ?と思うことが出てきて色々調べてみた。

 

ちなみにこのショートカットは意外と便利だと思う。いずれニーズが出てきそうな気がするので、まだ出たばかりだけど、使ってみるようにしている。「オートメーション」などもおすすめだ。普段使うアプリを呼び出して連携させることができる。

ただ、ここでひとつ問題が出てくる。
これを子供がやるとしたら?連携アプリって子供は何を利用するだろう。
学校で使うという以前に、そもそもアプリの年齢制限というものがあるわけで、機能制限は効くのだし、そういう部分は与える際に設定するべきだと考える。
例として
Twitterは+17
Facebookは+12
TikTokは+12
YouTubeは+17。
SlackやLINEは+4。
アプリはちゃんと年齢制限があるのだ。
YouTubeが学校で見れないって怒ってる人がいるけど、提供側からすると、自由に見れていいわけじゃない。日本の学校はこの辺りの自由の認識がなんとなく変な気がしている。

 

中学以上は通常通り個人アカウントが取れるが、今度は責任の所在は自分自身になることを入学時にしっかり保護者や子供に理解してもらう必要もあるだろう。


中学の1人1台はもうすでに何校か支援が入っているのでわかるけれど、どうにもならないところもある。モラルも扱いもめちゃくちゃで破壊しまくる。トラブルも続出。
あまりにダメな場合、学校が管理するMDMなどで、フィルタリングするために年齢を下げてしまうことで、アプリが使えなくすることだってできるが、ひどい学校はそんなレベルではない。13歳以上はできるー!で私立中学などに売り込もうと浮かれている部外者の方々は、その学校が果たしてこれを受け入れる状況にあるかは調べた方がいいと思う。

 

では、小学校が一人一台をやったとしたら、クラウド利用のためのアカウントは?

小学校でGoogleなどのクラウド使っている方はどうしているのか教えてほしい。

私が知識や経験がたりず、知らないことがあるのかもしれない。

 

一般的にGoogleアカウントって13歳未満は作れない。ここで「ファミリーリンク」ってサービスが出てくる。
子供のアカウントの責任は親が持つわけだ。子供にアカウントを持たせられれば、YouTubeにはセーフサーチが適用できて、かなり不適切な画像や動画はカットされる。
これはMicrosoftも同じで、13歳未満は作れない。保護者が責任を持つ。
Apple IDも同様だ。日本は保護者が責任感なさすぎる。

この辺りはどうやるのか?shared Apple IDはどんなだろう。調べても調べても追いつかない。


こういう安全に対する意識が、ICT推進派にこそなくては、これを苦手とする人たちからの理解は得られないだろう。失礼かもしれないが、推進派の言い分はどうも乱暴すぎるのだ。丁寧であっていけないことなど、そんなに世の中にたくさんはない。
急がば回れということだと思う。
そういうことから理解していくのがリテラシーではないのか。

これがすっきりとして、本当に自分のデバイスが手に渡り、可愛い相棒になったら。
そこまで行ったら本当に今度こそ自分のデバイスになる日が来る気がするのだ。

 

1人1台で勝手に妄想

1人1台の話は年末も賑やかですが、我々ICT支援員はどんな形でそれが来るかを選べないので、(この企画に支援員をセットにしてくれていればあらかじめ打ち合わせできるけど…)たとえば、『端末は好きなの買ってきてね、1人4.5万は自治体持ちだよ。(私立は2.25万?)MacBookWindows PCほしいならそれでもいいし、予算内で買うならそれもよし。わからない人はパンフレットに載ってるのを見て注文してね。』とか言ったらどうなんだろう。大学なんかそんな感じですよね。

でも、そうなら、できれば、子供が選んで納得して買うと良い。うまく使えない子ほど機械のせい、買った親のせいにする。これ、私、某私立大学で一人で部屋に詰めてて、学生が壊したとか使い方わかんないとかネット繋がらなくなったとか言うのを直す修理センターやってたのですが、直してる間学生がたくさんきて愚痴をこぼすので、人生相談センターみたいになってた時期があり、そう感じる。
自分が壊したくせに、大学貸し出しのノート見て文句言うとか。嘆かわしい〜。

 

あ、1人1台には、こう言う時のための貸し出し分は必須ですよ。iPadは意外と壊れないけど、安すぎるWindowsタブレットとかは結構逝きます。
子供だけでなく先生もかなーり壊しますから、先生方は忙しいを理由に投げたり失くしたり壊したりしないようにお願いします。先生が壊すところは子供も壊す。断言できる。この話ばかりすると思われそうですが、破損と紛失が一番なにかと厄介でトラブルのもとなので…ちょっと敏感になってます。

 

そもそも1人1台でやりたいことはなんだろうと常に考えてます。自分は何に使っているだろう。何がないと困るだろう。

4.5万とか言うから、その中で収めようとするところは多いんじゃないかしら。

4.5万で買えるiPadは、iPad64G?でも写真とかガンガン撮ったりするなら128G?

セルラーにもできるようにするなら…でも、4.5万つくなら、端数を家庭で持ってもらっても良いのでは?とか。

さらに言うなら、「安くなったiPadーー!!」しか見てない人も多いような気がしますが、iPad miniはちょっと予算オーバーしてもペンシル対応したので、いいかも??と思ってます。

 

電車の中で多分学校から配布されているiPadを見ているのをチラ見(ごめんなさい)すると、多くが対戦ゲーム。またはイヤホンつけて動画見たり。外でそれをやれば速度制限かかるのはすぐだろう。あまり制限がかかっていないiPadを持っていると思われる。
電車内でのスマホ利用(※五十嵐チラ見イメージ)では、男子が対戦ゲーム(モンハン的な)動画視聴。女子がSNSかパズルゲームや音ゲーデレステ的なのも多い)
そう言うのを見ていると、学校配布はWi-Fiで基本繋ぐけど、LTEにもできるようにしておいて、したかったら家庭でSIMは買うとかね。

ただし、シムフリーiPadは注意がいりますよ。

https://internet-kyokasho.com/kakuyasu-sim-ipad/

 

高校生は自分のスマホテザリングするとか。
今回の補助はLTEは対象じゃないから、やはりWi-Fiモデルになるのかな。
学校にいる時は当然節約したいから全員Wi-Fiにつなぐだろうし、それに耐えうる環境であればいいわけで。
自分が使うパケットを意識するのもリテラシーではないかな。狂ったように節操なく無料だからとデータを貪り食うのではなく。
先日駅で見かけた外国人の子3人組は多分中学生くらいだけど、1人1台iPadを持って旅をしていた。Google翻訳やマップ、wikiなども駆使して。ああいうミッションがあるのはすごく良い。手がかりを探してお宝にたどり着くのは面白そう。
例えば一枚の写真からその場所を探し当てて同じ写真を撮ってくるとか。
せーので使うんじゃなく、その子が必要だと感じた時に自由に使えるなら、多少なりとも一斉に「どん!」(ネットワークダウン)は減るかな。

昨日一昨日とてびきの読み合わせに参加してますが、ドリルって言葉が出てきているので、これを自由意志でやるならともかく、朝全校で15分読書!みたいなノリでやれば、まあ「どん!」は免れないかも…
てびき、https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00117.html
読み合わせしてみて、ICTがある程度わかる人も交えて検討した方が勘違いが減るかもしれません。

一番こどもたちにとって嫌なのは制限だろうけど、コンテンツで制限するよりも、下品な広告をカットするだけでずいぶんいいと思う(これも前に書いたけど)

AD filterというアプリがあって愛用しているのですが、このアプリはSafariで閲覧しているときにかなり広告をカットしてくれる。すごくありがたいアプリ。
あと、Googleでアカウント持たせるなら、Googleのサーチフィルタをかけて与えるとかも良いかも。以前某自治体でどうしてもよろしくない画像を出ないようにしてほしいと言われて、手作業で試したが、割と良かった。もう4年くらい前だから今はGoogleさんもっと進化してないかな。

 

今日はこんなところで。

妄想は果てしないですが、イメージトレーニングにともなう事前調査は我々支援員にはとっても重要です。

https://apps.apple.com/jp/app/adfilter-%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF/id1042682195