ICT支援ってどこまでやるの?

これだけ電子工作ブームだと、支援してて教材の作成手伝わされる可能性はあって、すでに、ハンダ付けやってとか、未経験者には厳しいご依頼がきたりしてますが、支援してて、やっぱりハンダ作業は受けない方がよろしいなと思う。

でも、頼まれるとできる男性支援員さんなどはやっちゃったりして後で収拾が大変なことになりますが、(年代的に男女が技術家庭で別れてた時代の女子はハンダやってないので、自ずと男性支援員さんがこれを仕方なく受けてしまう、いやむしろ喜んでうけてしまうことすらあります。)ハンダ付けだって溶かしてくっつけりゃいいってもんじゃなく。やったことあるからって、そのクオリティには差があります。

 

じゃあねじ止めくらいならいいか?っていうと、バイクの整備を自分でやってた私的にはネジを締めるだけの作業でも、本来一個ずつ、ギューギュー締めたらダメで、まずそのパーツに着くネジを仮止めしてからでないと、一箇所ギューっと締めちゃったら反対側が届かなくなったりするので、技術の物理的な教材作成を支援するならそういう話もしなきゃいけなくなるので、ほんともうきりがないわけです。

 

なので、ICT支援員さんの仕事の可否は、これができますできませんって一覧作っても限界がありますから、まず、法的にできないことというのを明確にすることと、ICT支援以外の作業はあくまで安全で問題のない範囲でサービスとなるのだと思います。そこの可否を判断するためにマネージャーが必要で、専門知識や技術が必要ならそういったところをご紹介するということもマネージャーが担ってもいいのかなと思うのです。

現場に入る人とマネジメントする人が別にいることは必須なのです。ただし、そのスキルは機器に詳しいとかそういうことよりも、交渉術やコンプライアンス、人をマネジメントすることに特化した能力が必要で、それには論理的な思考も冷静な判断力も必要です。

 

支援員というのは、何でも屋ならいいのではない。クオリティもそうですが、逆に軽率に受けたら迷惑をかける可能性だってあるのです。

お客様の損得を優先的に考えるなら、なおさらでしょう。私を知っている人がこれを読んだら、「お前は何でも屋じゃないか」というかも知れませんが、無茶なことを受ける場合、不遜にも自分ができると思ってるのではなく、必ず表には出せない事情があって、止むを得ず受けていることがほとんどです。

 

次年度は個人的に本当に大変な年になります。

支援員マネジメントとは何か、あらためて示せるだけの仕事をしたいと思います。

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